彫刻家　高田博厚作　
ブロンズ肖像「ロマン・ロラン」です。
1961年。

高田博厚(1900-1987）は
1931年単身渡仏、26年間に及ぶパリでの生活の中で
モデルとなった文学者・思想家
Romain Rolland　ロマン・ロラン(1866-1944）をはじめ
多くの知識人との幅広い交流を持ち、彼らの肖像を制作。


ロマン・ロランにより「思索する指」と讃えられた
人間の内面に迫る造形は
当時のヒューマニズム思想と相まって
高い評価をもって受け入れられました。


作品背面に
作者の「H」のサイン、
「EN MEMOIRE DE LA REGRETTEE MADELEINE」
の文字が刻まれています。


背面に赤い汚れがあります。
経年による擦れなどが見られます。


サイズ：高さ約22.5cm　幅約11cm　奥行き約15cm



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